南島原市加津佐町の私有地にて、13年間一緒に過ごされたワンちゃんのお墓をおつくりしました。
南島原市、小浜町を中心にお墓を専門にお仕事をさせていただいております、門畑(かどはた)石塔店の門畑です。この度、南島原市加津佐町の私有地にて、13年間一緒に過ごされたワンちゃんのお墓づくりをいたしました。その際の様子をご紹介いたします^^
【完成したお墓のお写真】
今回ご相談くださったお客様は、私の知人の方です。この度、ワンちゃんが亡くなられたとのことで、お墓を建立したいと考えていらっしゃいました。13年間、お子様が巣立った後も、ご主人様と奥様と一緒にお家で過ごされていたこともあり、家族と同じように埋葬したいとお考えでしたが、他のご親族の皆さまも入られているお墓に入れるのは良くないのではないかと、いろいろ考えられた結果、私有地内にお墓を建立しようと決心されました。
お客様のご希望を伺ったところ、「土葬は避けたい」ということでしたので、ペット専用の火葬場にて火葬をし、お骨壺に入れてのご納骨をすることになりました。
この場所にお墓を建てます。
基礎コンクリートを打つために、床掘をしているところです。
納骨室になる部分をブロックで囲っています。
木枠で囲い、コンクリートを流し込みました。ご予算の関係もあり、お墓の台座になる部分は全て石でつくるのではなく、コンクリートを打った外側に薄い石を貼っておつくりしています。
台座の部分の石貼りが完了しました。
文字彫刻はこのようになりました。ワンちゃんのお墓ですので、可愛らしい肉球の彫刻も入れています^^ また、全体的に、一般のお墓よりも雰囲気が柔らかいフォントにしています。
彫刻に黒で文字色を入れて、完成です! お花立てとロウソク立ても設置しています。
お参りする部分はコンクリートですので、草も生えず、お掃除も楽に行っていただけます。
仕上がったお墓を見て、お客様には「自分たちでブロックを積んで作ろうかとも思っていましたが、後から”こうしておけばよかった”と思いたくなかったので、今回、お墓屋さんに頼みました。その決断は間違っていませんでした^^」という、嬉しいお言葉をいただきました。
一言で「ワンちゃん」と言っても、可愛い小型犬もいれば、格好いい大型犬もいます。打ち合わせの際に、ワンちゃんのお写真を見せていただき、イメージを大切に、お墓の設計をするようにしています。今回で言うと、フォントは柔らかい雰囲気にしたかったのも、お客様のワンちゃんがとても可愛らしかったからです。
ご家族同様に過ごされてきたペットを、大切に供養したいと考えていらっしゃるお客様に、喜んでいただけるお墓をおつくりすることができて、ホッといたしました。お墓の奥にお花を植えようと計画されているそうですので、綺麗に咲いた様子を、ぜひ見せていただきたいなぁ、と思いました^^