香川県高松市で開催された「庵治ストーンフェア2024」に行ってきました。

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南島原市、小浜町を中心にお墓を専門にお仕事をさせていただいております、門畑(かどはた)石塔店の門畑です。

先月、香川県高松市で「庵治ストーンフェア2024」が二日間にわたって開催されました。「庵治ストーンフェア」は日本を代表する銘石「庵治石」の採掘・加工業者らが一堂に会する産地の一大イベントで、昨年4年ぶりに開催されました。去年に引き続き、今年も参加してまいりました。

 

会場のサンメッセ香川には、多くの企業ブースが出展していました。

 

今回のテーマは ”「Next Aji」庵治産地が一番輝く日” 。庵治産地で培われた技術や新しいアイデアを体感することで、庵治石の良さを再認識して欲しいという想いが込められています。
墓石、灯籠、石あかり、インテリア、動物小物、新製品など、庵治石産地の製品の展示も多く見られました。また、庵治石の採石場の見学、講演会、終活関連のセミナー、石のワークショップなども開催されていました。業者さんだけでなく、一般のお客さんもたくさん来場して賑わっている印象でした。

 

髙松市指定無形民俗文化財の「石切り唄」が2日に渡って披露されました。石切り唄は、丁場で石を切り出すときに職人達の間で歌い継がれてきた唄だそうです。

 

出展ブースの中で特に興味深かったのは、お墓の地震対策です。大きな揺れにも負けない安心の免震技術が提案されていました。

 

庵治石だけではなく、全国の銘石の展示もありました。(写真は庵治石細目、佐賀県産の銘石・天山御影石)

 

「石を積み上げるアート ロックバランシング」

 

企画展示の「JINENBO(自然墓)」コンテスト。自然石の魅力を活かしたユニークなお墓が集まっています。

 

「JINENBO(自然墓)」コンテストの受賞作品。

 

「JINENBO(自然墓)」コンテスト作品。

 

「JINENBO(自然墓)」コンテスト作品。

 

さすがに庵治石の産地だけあって、お墓だけでなく様々な石の使い方のアイデアが提供されていました。

 

コースター、箸置き、花器やトレイ、端材を活かしたペーパーウェイトなど、ユニークなものがたくさんありました。

 

可愛らしい動物の彫像もたくさん展示されていました。大切なペットに似せて作ることもできるようです。

物置石のほかに、石製の傘立てや灯籠などの展示もありました。

 

屋外では最新型の小型クレーンの展示も行われていました。

 

昨年に引き続きの参加となりましたが、全国規模の大きなフェアなだけに、他の地域の石屋さんとの交流や情報交換ができるのが楽しみでもあります。新しい技術や業界のトレンドなどを知ることができ、今回もたいへん勉強になりました。いただいた学びや刺激を仕事に活かせるよう、また頑張ってまいります!